施術の事例 |
患者さんの中に答えがある事が結構多くあります。
聞くこと原因を探すことを心がけています。
事例 肩の裏側の痛み (痛みの場所≠原因でなく結果) |
内野手の学生 12月に肩関節の外転外旋制限が強く塁間のキャッチボールも山なり
のボールになってしまうとの事で、療養するも思わしくなく来院されました。
問診を勧めていくと、少し前に腰痛を発症。右足の前面痛・左股関節痛の症状有り
施術としては、前半は棘上筋・棘下筋・僧帽筋・肩甲下筋・斜角筋を中心に行い、
緊張緩和が得られ始めました。更なる改善を目指し、右ヒラメ筋・左殿筋付着部
・広背筋を追加で行った。
5回目の治療で治癒となる。
痛みは結果で、原因ではないこともあることを強く実感しました。
事例 股関節が痛いとの訴えの患者さん (聞く事) |
歩くのにも痛みがあり、平泳ぎをしたことで痛いとのこと
初回に治療を行い、経過は良かったのですが 再び痛みが強くなった。
より詳しく聞くと ●最近、平泳ぎを始めたばかり ●すぐ後ろに泳ぐのが早い子
がいて急かされるように泳いでいたとのこと
順番を変えて頂けるように先生に相談して頂き、その後は痛みもなかったので治癒
としました。
聞く事で原因が見つかり治癒へと繋がることもあります。
事例 頭痛 (トリガーポイント) |
様々な頭痛がありますが、トリガーポイントによるものもあります。
痛みのパターン(現れる部位)が特徴的で具合の悪い筋肉を押すことでパターンの
再現が見られます。
来院されるまでは市販の頭痛薬を朝起きぬけから服用し、1日に複数回飲んで耐えて
いたと言います。
疼痛パターンから推察し施術方針と変化が無ければ病院に行くように伝えました。
初回は、上部僧帽筋のTrpで続いて出現したのは、胸鎖乳突筋Trpで最終的には、
顔面の筋による頭痛でした。
(より安定的に過して頂く為に上腕二頭筋の潜在Trp刺鍼も追加しました。)
初めから全て解る事が出来ればいいのですが、まだまだ足りません。
他の病気が混ざっていない場合には、有効性が有ると考えております。
現在は、薬の使用頻度が減少し忘れられる事も有るとの事です。
事例 首の痛み (原因を探す) |
右下腿骨の短縮(真性短下肢)が確認された患者さんです。
短下肢を気にされていて、来院される時々で症状が変わります。
補正の掛け方が、C字とS字の時とあるようです。
仮性短下肢ではないので、外出歩行時には靴にフェルトを敷いて頂いたところ、
症状の減弱が得られたようです。
事例 鍼灸 魚の目 |
タコ、ウオノメは歩くことが困難なほど痛みます。痛い場合は立った時や歩行時に
痛みを避ける動作を繰り返します。
不自然な動作や姿勢を続けることは、筋肉やじん帯に不要なコリや緊張を起こし、
身体のゆがみや血行障害を招きます。
治療をしてもなかなか治らない慢性の痛み、特に肩こりや腰痛、いわゆる運動器系
の痛みの陰にこのような問題が潜んでいる場合がありますので、ご相談ください。
図中の赤と緑の場所はタコ、魚の目の出来易い所です。
違和感が続く時には、お灸でタコ、魚の目を治療してみる価値ありです。
第一指横にできるタコ、ウオノメ。第一指に重心がかかりすぎているため、膝の内
側の痛みがなかなか治らない。また、腰痛もおこしやすくなります。
タコ、魚の目は皮膚科や足のケアサロンなどで削ってもらったり、窒素で焼いて
も、時間が経てばまた戻ってしまうことがあります。しかし、お灸でゆっくり焼く
と完治する事があります。
事例 腰痛・ぎっくり腰(痛みの範囲・症状から解る事) |
引っ越しの荷作りをしゃがんでやっていた後に痛みで歩行が困難で車で連れて頂い
た方です。
腰部に感じる痛みが、腰の下の中心と帯状(特に左)・うつ伏せが辛いが出来る
・左を下に寝ると特に痛む・仰向けで足が伸ばせないなどの訴えと確認作業から
具合の悪い箇所を説明しました。
上・下前腸骨棘付着筋緊張症候群、中殿筋Trp、椎間関節障害、腰方形筋Trps、
仙腸関節障害が混ざり合った腰痛と説明しました。しかしながら、ここまでの複雑
な症状になるようなことはやっていないとの事。
問診をしながら各々の場所に触って行ったところ『タイトなローライズのジーンズ
だ!!』と言われました。 私も『あ~それですね』と応じました。
大殿・中殿筋、骨盤前面組織の虚血圧迫➡仙腸関節周囲へ過負荷➡腰部の剪断スト
レス上昇➡椎間関節障害と割と早い段階で答えが出せて良かったです。
2回の治療で治癒となりました。
事例 交通事故 |